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ポジティブ思考を身につけよう。

2~3ヶ月ほど前のNHKのEテレ「仕事学のすすめ!」(リンク有り)という番組で、弁護士でありカリスマ司法試験予備校講師の伊藤真さん(リンク有り)の4回にわたる放送がありました。
4回ともすべて中身が濃い素晴らしい番組だったのですが、今月のマンスリートークではその番組の中で特に感銘を受けた内容について紹介したいと思います。
伊藤真さんほどの素晴らしい人でも、もともとの性格は後ろ向きで、細かいことを気にしたり、失敗を悔やんだり、周りからの評価を気にしたり・・・とかなり悲観的な性格だったそうです。最近テレビに登場してくる伊藤さんからは全く想像が出来ませんね。
自分にとって嫌な人から気に障ることを言われると、「こんちきしょう」と思ってしまい、その怒りの気持ちがいったん沸き起こると、それが結構あとを引いてしまったそうです。しかし、次のような考え方をするように心がけました。以下の青文字が伊藤さんのコメントです。
気に障ることを言われて、まだそこでいらだっているようならば、「自分は未熟な人間だと教えてくれた自分にとって価値のある人である!」と思えばいい。
「万物すべて、これ師たらざるものなし」のように、どんな嫌な人でも、まだ自分が成長過程にあることを教えてくれる師だと理屈で考える訓練を繰り返していったんです。
結果的に本当にそう思えるまでに10年ほどかかりましたね。
その結果、最初は何か嫌なことを言われたときに1週間ぐらいあとを引いていたのが、3日になり、1日になり、3時間、1時間、3分と、だんだん短くなり、今では3秒ぐらいでふっ切ることが出来るようになったんです。
それが瞬間的に出来るようになると、もう仏になってしまうんでしょうね(笑)。
何事も自分にとってプラスと考えるポジティブシンキングを身につけてから、どんな嫌なことがあっても、スランプに陥っても揺らがなくなりました。
「でも、しょうがない、それが自分なんだから」というあきらめや、「まあ、いつか何とかなるんじゃない?」という楽観的な視点が大切になってくるのだと思います。
以上が伊藤さんのコメントですが、この内容はどんな職業の人にでも大変役立つ話だと思いませんか?
ここからあとの話は伊藤さんの話ではないのですが、相通ずるところがあるのでここで紹介させて頂きます。
これはある営業マンのかたの実話です。
この方は、速聴(リンク有り)という能力開発を利用して自分の潜在能力を利用出来るようになった結果、仕事での充実感がはるかにアップしたという体験を雑誌に投稿されていました。
潜在意識は、顕在意識に比べ100億倍もの情報処理能力があると言われております。
よってこの眠っている潜在能力を開発出来れば、その人の生活レベルを数段向上させるということも分かって来ました。
さて、以下の緑文字がその営業マンの言葉です。
自分はかつて営業に行っても、お客様から断られることにばかり不安を感じていました。
でも営業には行けているわけですから、それだけで自分に納得していたんですね。
でも、本来自分が目標にすべきは「お客さまに商品を買っていただく!」ことです。
ですから、その過程で断られたとしても、それ自体は実は大した問題ではないんですよね。
そもそも営業は断られるのが当たり前。
断られる体験は、断らないで購入してくれる数少ないお客様に会えるまでの過程であり経験であるのだと思えるようになって来ました。
このような思考回路が出来るようになり、営業に行く不安がなくなり、仕事が充実感にあふれたものになりました。
この方の言葉も営業以外の職種の方に対して十分参考になると思います。
結局は、この方も自分の潜在能力を開発してポジティブシンキングが出来るようになったのでした。
潜在能力は誰にでもあります。
しかしそれを利用するためには、ある程度の訓練が必要です。
いま潜在能力を開発するソフトは、チマタにいくらでもありますので、この文章を読んだ皆さんもぜひそれらのものをご利用下さい。(余談ですが、当院にはそのようなソフトが山ほどあります。なぜなら、院内にそのような商品の購入マニアが1人いるからです。)
そして、伊藤真さんのような素晴らしいポジティブシンキングの出来る人間に1歩でも近づき、残りの人生を1段とレベルアップして楽しく送って下さい。

文責
谷口雄一

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