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2011年12月のアーカイブ

哲学者プラトンの言葉!

2011年も残すところあと2週間となりました。
3月の大地震直後のマンスリートークで、「なんだって、しあわせ!」というカードを紹介しましたが、今回の内容もそれと似たものです。
今年は3月11日に東日本大震災があったため、ほとんどの方は「2011年は良い年だった。」とは思っていないことが想像出来ます。
当院も地震直後から修復工事を始めたのですが、いまだに塀の工事は終わっておりません。新館の補強工事、外壁工事は11月末までかかってしまい、12月になってやっとスタッフルームやセミナーホールが使えるようになりました。(完成写真6枚アップしてあります)
こんな2011年を終えるに当たって、普通に考えれば「2011年よ、ありがとう。」とはなかなか思えないですよね。
しかし、家が流されてしまって仮設住宅に住んでいる人や、身内が津波にのまれてしまった人と比較すれば、やはり自分の家があり、そこで食事したり寝たり出来るだけでも本当は有り難いのです。
そこで、12月のマンスリートークでは、宝地図で有名になった望月俊孝さんが教えてくれた哲学者プラトンの口癖を紹介したいと思います。
ギリシャの哲学者プラトンはいつも「ありがたい、ありがたい、ありがたい」と3回唱えるのが口癖だったそうです。
それは、プラトンが心底ありがたいと思っていることが3つあったからです。
1つは「人間に生まれたこと!」
もしかしたら牛や馬のような動物か、あるいは昆虫に生まれていたかもしれないのに、神様のおぼし召しで、よりによって人間としての生を与えていただき、こんなありがたいことはないという感謝の気持ちです。
2つめは、「この素晴らしいギリシャの国に生まれて自由を得たこと!」への感謝。
そして3つめは、「偉大な師であるソクラテスに巡り合えたこと。」への感謝です。
彼の頭のなかでは、「この3つのことに対しては、いくら感謝してもしつくせないほどありがたいことなので、自然とありがたいという言葉が口から出てきてしまうのだ。」ということです。
皆さんは、このプラトンの考え方から何か感じませんか?
この変化の大きいエキサイティングな時代、水と緑の惑星である地球に、しかも日本に生まれ、先人の遺された知恵を活用できる自分達に、そのまま当てはまることだとは思いませんか?
私もプラトン的な考え方をすれば、このように自分のHPを使って皆さんに情報をお届けでき、それをお読みいただいていることに感謝しないではいられないという気持ちになって来ます。
「ありがたい、ありがたい、ありがたい!」
「ありがとう、ありがとう、ありがとう!」
哲学者プラトンのような考え方をすれば、この2011年の辛かった体験も今後に役立つものと考えることが出来ます。
私も、早速プラトンを真似して、次のように考えてみたいと思います。
「未曾有の大地震がありながら、いまこうして日常の仕事も出来て、電気、水も不便なく使え、食事も出来る状況にあるということは、なんて有り難いことであろうか!」
皆さんも2011年を振り返った時に、辛かった思い出だけでなく、「ありがたかった!」という部分も少しは思い出してみて下さい。
今年最後のマンスリートーク12月号では、ギリシャの偉大なる哲学者プラトンのマネをして、「ありがたい、ありがたい、ありがたい!」と3回唱える口癖を普段から実行することを読者の皆様に強くおすすめしたいと思います。
今年1年、当院のHPやマンスリートークを読んで下さって、誠に有難うございました。
また、来年の1月からのマンスリートークをよろしくお願い致します。

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