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2013年8月のアーカイブ

高濃度ビタミンC点滴とは!

ビタミンCがお肌に良いとか健康に良いというイメージは誰もがお持ちだと思います。
しかし、ビタミンCはそれだけにとどまらず、実はがん治療にも使えるのです。
その場合は、経口でビタミンCを飲むだけでは不十分で、大量のビタミンCを点滴で血管内に投与する必要があります。
大量のビタミンCが点滴されると、血管内のビタミンCは血管外の組織に漏れ出ていきます。そして高濃度となったビタミンCからは、活性酸素のひとつである過酸化水素が発生します。
がん細胞は血管外の組織にあるので、この活性酸素である過酸化水素ががん細胞を殺してくれます。
これが、高濃度ビタミンC点滴によりがん細胞が殺されるメカニズムです。
高濃度ビタミンC点滴で組織中に発生した過酸化水素は、およそ30分でがん細胞を殺します。
高濃度ビタミンC点滴において、このがん細胞を殺せる血中濃度は、およそ1時間持続します。
高濃度ビタミンC点滴では早期がんよりももっと早い段階のいわば超早期のがんを叩くことも出来るわけですから、再発や未だ発症していないガンの予防としても有効な手段となりえます。
ビタミンCの働きには血中濃度の違いによって2つの作用があります。
低濃度のときは、体内にある余分な活性酸素を退治する抗酸化作用の働きをするのに、高濃度になると今度は活性酸素のひとつである過酸化水素を発生させて、この過酸化水素を分解する力のないがん細胞を退治する酸化作用の働きをします。
高濃度ビタミンC点滴はがん細胞を殺すだけでなく、その他にも多くの効果を発揮します。

ここで、高濃度ビタミンC点滴の効果を7つまとめてみます。

1. 活性酸素を抑える作用がある(低濃度の場合)→老化防止、しみ、しわが減ります。
2. 天然の抗がん剤として作用する(高濃度の場合)→がん細胞を殺します。
3. 免疫力をアップさせる→抵抗力がつき、風邪をひきにくくなります。
4. 鎮痛効果がある→ガン転移の痛みなどを軽減します
5. コラーゲンを増殖させる→がん細胞の増殖を抑制する。また、お肌にハリとツヤを出してくれます。
6. QOL(生活の質)が改善する→元気に暮らせます。
7. キレート効果(排毒作用)がある→有害重金属などの排泄を促します。

上記の多くの効果により高濃度ビタミンC点滴は、がん細胞を退治するだけでなく、抗酸化力も高め、肌をきれいにしたり、髪が増えてきたり、免疫力をアップしたりして、点滴を受けるごとに元気にしてくれます。
この点が、繰り返すごとに副作用が強くなり元気がなくなるという現在の化学療法や放射線療法と決定的に異なるところです。
さらに現在、多岐にわたるビタミンCの効果はがん細胞だけでなく、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患に、またうつ病や統合失調症といった精神疾患に、さらには現代のストレス社会の代名詞とも言える慢性疲労症候群においても広く有効性が認められています。
ですから、この高濃度ビタミンC点滴は多くの潜在的な力を持った治療といえます。
一般的にビタミンC 25gの点滴は40分から1時間、ビタミンC 50gの点滴で1時間から1時間20分くらいかかります。

副作用として①点滴刺入部の痛み、②眠気やだるさ、③嘔気や頭痛、④低血糖症状(冷感、疲労感、めまいなど)が見られると言われていますが、当院で4年間実施した方で、②以外の副作用が出た方は1人もいません。
②の副作用は、花粉症などのアレルギーの薬を飲んだときに眠気を感じるのと同様に抗ヒスタミン作用によるものです。

高濃度ビタミンCの一般的な内容が知りたい方は、スピックサロンメディカルクリニックの柳澤厚生先生の「超高濃度ビタミンC点滴療法ハンドブック、またがんに対する高濃度ビタミンC点滴の詳しい内容が知りたい方は、三番町ごきげんクリニックの澤登雅一先生の「ビタミンCはガンに効くをお読み下さい。
一般的に高濃度ビタミンC点滴25gの金額は、インターネットで検索すれば、安いところで1万前後、高いところでは2万~3万もしています。

当院では今のところそれらの価格を大幅に下回る5250円で実施しています。
上記の1番から7番の効果を期待する方は、まず1週間に1回で合計10回を早めに体験して、ご自身の体で効果を体感してみて下さい。
文責

谷口雄一

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