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補完代替医療とは「現代医療でない医療」のことです。これに対し統合医療とは、「現代医療と補完代替医療の両方の良い部分をすべて駆使した医療」という意味で用いられます。
補完代替医療が広まるにつれ、現代医療の専門家の中にもその良さを認める人々が増えてきました。そして補完代替医療を治療手段として取り入れ、補完代替医療の持つ現代医療には欠けている考え方を学びながら、新しい医療=統合医療(Integrative Medicine)を生み出そうという動きが生まれました。
すなわち統合医療とは現代医療に属する人々が使い出した言葉です。中でも大学・大病院が率先して統合医療に取り組んでいるのが、米国の大きな特徴です。