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慢性的な疾患で悩んでおられる方を健康な状態に戻そうという外来です。心療内科と重なる部分もかなりあります。代表的な治療法としては、漢方、ハリ、マイナスイオン、プラセンタエキス、神経波磁力線、三井式温熱治療器「さがの」を使った遠赤外線温熱治療、プハンミュージックセラピー(特別な癒しのCDを使います)、サプリメントとしては和漢生薬研究所の森昌夫先生開発のラフマエキス(商品名アンチストレス)を使います。
このラフマエキスはセロトニンやドーパミンの産生を促すため、ストレス過多の方に大変効果があり、不眠症、不安神経症、月経前緊張症候群などに高い有効性が認められています。
ここでセロトニンの解説をしますが、このホルモンは快、不快、どちらの高ぶりも沈めて、本人が安らげる状態にしてくれます。また感情や行動をその人にとってちょうどいいバランスにセーブしてくれるという、まさにストレスに対抗するホルモンです。 このラフマエキスは大人だけでなく、キレル子供や登校拒否、ニートの子供でも非常に有効なことが分かっています。
何となく具合が悪いがクスリを使うのは嫌だという方には、まず試して頂きたいサプリメントです。
その他、アメリカ製のサプリメントとしてPure社のメラトニンやナイアシン、トリプトファンなども使いますが、その人その人で適合するものが違うので、自分勝手に判断しないで専門家と相談してからサプリメントの摂取を始めて下さい。
また点滴外来の中に出てくる、高濃度ビタミンC点滴やニンニク注射マイヤーズカクテルなども女性健康外来に含まれるものです。
当院の方針として、初診の45歳~50歳の更年期障害と思われる方に対しては、必ず更年期指数(SMI)を測ってから治療を開始しています。