再び水素水の話！のアーカイブ

3月のマンスリートークで水素水のことを書きましたが、あのときの結論は「500ccで400円～500円する市販の水素水（メロディアン、スパシア、KIYORABI etc）を購入するよりも、同じ効果を期待するなら、水素入浴剤のほうがコスト的にお得です。」というものでした。
しかし、最近、大阪のマインドフィットネスから「新鮮水素水」という、10分で溶存水素量330ppb、酸化還元電位－200mVの水素水を作れるという優れものが発売されましたので、3月とは状況が変わってしまいました。
この水素水製造器には定期的に交換を要するような高価なフィルターもないので、1度買ってしまえば、あとは電気代と水道代以外はほとんどお金がかかりません。
今まで、家庭で水素水が作れるという機械もあるにはあったのですが、以下のような欠点がありました。１．マグネシウム/珊瑚等を用いたスティックタイプ
低価格のため普及していたが、表面にすぐに酸化皮膜が出来て水素発生能力が低下しやすいため、クエン酸等でこまめにクリーニングが必要であった。また、短期間で消耗・交換が必要であった。

２．据え置き型/水の電気分解タイプ
価格が10～30万と大変高価なため、経済的に余裕がある人でないと手軽には買えなかった。また、作り置きすると水素量/還元電位の数値が減下するため、すぐに飲まなければならなかった。それから、電極部分にカルシウムが付着するためクエン酸等で定期的なメンテナンスが必要であった。据え置きタイプなので、当然持ち運び不可能だから、「いつでも、どこでも気軽に飲む。」というスタイルは不可能であった。

３．飲み切りドリンクタイプ/錠剤・パウダータイプ
単価が高く毎月1万～1万5千円程度の費用が必要なため継続するのが大変。また水素ガス注入タイプは賞味期限の問題があり長期保存が無理であった。

ところが、最近マインドフィットネスから発売された新鮮水素水という水素水製造器では、上記の問題がすべてクリアされています。また、この新鮮水素水で作られた水素水はpH7.4前後の中性なので、皮膚に塗ることも可能となっています。（今までの電気分解によって出来る水素水は、全て強アルカリ性だったので、皮膚には塗れなかった。）
当院では、5月から、アトピー性皮膚炎があって、脱ステロイド治療希望で通院中の方には、全員にこの水素水を無料提供していますが、まろやかで飲みやすいと評判です。
通院中の患者さんの中には1回で350cc出来あがるものを3回分（1050cc）飲まれる方もいらっしゃいます。

また、当院では、同様に５月から、アトピー性皮膚炎の脱ステロイド治療希望の方に対して尿中活性酸素の測定を実施しています。この検査はLPO KITという名前ですが、尿中活性酸素のレベルが5分で判定出来るという便利なキットです。
活性酸素の関係する病気はアトピー性皮膚炎だけではないので、アトピー以外の方でも自分の活性酸素レベルを知りたいという希望のある方は是非お試し下さい。
そして、自分の体内活性酸素量が多い場合は、この新鮮水素水で出来る水の摂取をお薦めします。
それから、今回のマンスリートーク「新鮮水素水」とは別の話題ですが、家にいる時間が少なくて、水素水を何度も飲むことが出来ないという人のために、当院ではSOD様ドリンクというものをお薦めしています。
今までに、このSOD様ドリンクを使用して、アトピー性皮膚炎、ニキビ、シミ、円形脱毛症etcで臨床試験が行われましたが、一番有効であったのはアトピー性皮膚炎でした。
よって、当院の今後の活性酸素対策では、水素水と並んでこのSOD様ドリンクが主流になっていくと思います。